バルサ-オサスナ戦プレビュー: マラドーナに勝利を捧げるために

再び、リーガで勝利をあげることが、マラドーナに捧げられる最高のものとなる。カンプノウで2年間、そのマジックで魅了したサッカー界の英雄の存在が、今週末のバルサーオサスナ戦で感じられることになる。

ディナモのピッチで試合を制し（4-0）チャンピオンズリーグの16強進出を数字的に確実にした後、クーマンが目指す次の対戦相手は、オサスナだ。強硬なスケジュールが続く。 

リーガは、再び、ホームに戻ってくる。欧州での４連勝は、国内リーグでの現実と差がありすぎる。クーマンの率いるチームは、国内リーグでは、１敗1勝1分という成績を続けており、そこからの脱出を目指し、常に競争を挑んでくるオサスナを前に、改めて試合に臨む。

対戦相手

監督: ハゴバ・アラサテ FC バルセロナを前に戦うのは、今回が7回目となる。バスク人の監督は、2勝2分2敗と多様な結果手にしている。

バルサを前に勝利した中で、最も興味深い物の一つは、レアルソシエダを率いていた当時のもので、グリーズマンが指揮下にいた時の試合だ。今から、6年を遡ることになる3-1 での勝利(リーガ 2013/14)には、現在のバルサのストライカーが1得点をマークし、貢献している。しかし、グリーズマンが決めた得点は、それだけではない。 2013/14年、国王杯準決勝の第二戦で同点弾となるゴールをアラサテの指揮下に決めている。  

得点選手: ミッドフィルダーのルベン・ガルシアが、2得点をマークし、最多得点選手であり、それにロンカグリア、ダビッド・ガルシア、アドリアン・ロペス、ロベルト・トーレスが最近のバルサとの3試合で得点している。カレリとブジミールが１点ずつ決めている。 

順位表: 現在、14位におり、バルサより1試合多いものの、勝ち点数 11でバルサと並んでいる。

チーム現況: 3試合連続で勝利を知らずにカンプノウにやってくる。最近3試合の内訳は、ウエスカ 1-1、セビージャ戦1-0、アトレティコ・デ・マドリード戦 1-3 だ。 

最近の結果をひっくり返すためのデータ

• リーガでバルサは、最近2試合、パンプローナのチームを前に勝ち点３を手にしsていない。エル・サダルでは2−2と引き分け、昨年のカンプノウでは、黒星を喫している (1-2)。
• この2試合の前は、バルサは3試合連続で勝利をあげていた。それも３試合中17得点わずか1失点という成績だった。 2016/17年に7-1 、 0-3 そして2013/14年に 7-0で勝利をあげている。 

メッシの嗅覚

リーガにおいてオサスナとの18試合で22得点、これが、バルサの１０番の記録だ。バルサのキャプテンは、現在、たった1クラブで決めた最多ゴール記録を保持しているペレの記録を目指している。アルゼンチン人クラックは、後1回、ハットトリックを決めれば、伝説的なブラジル人の記録に追いつくところにきている。メッシが記録を破る日は、遅かれ、早かれ、訪れることになるだろう。それがバルサの121年目の記念日であれば、それ以上にふさわしい日はない。

クーマン召集リスト

この試合に向けて、クーマンが招集したメンバーは、下記の通り：テア・シュテーゲン、デスト、セルヒオ、アレニャ、グリーズマン、ピャニッチ、ブライスバイテ、メッシ、デンベレ、リキ・プッチ、ネト、コウチーニョ、トリンコン、ジョルディ・アルバ、マテウス、フレンキー・デ・ヨング、ジュニオル、イニャキ・ペニャ、ミンゲサ。負傷欠場は、ピケ、アラウホ、セルジ・ロベルト、アンス・ファティ、ユムティティ。

前日記者会見にて、「私たちは、負傷に関して運に恵まれていない。ここから後は、そういったことがないように望みたい」と話したトップチームの監督は、また、今回の試合が、マラドーナの逝去に彩られていることについても語った。アルゼンチンの英雄は、バルサーオサスナ戦でその存在感が感じられることになるだろう。