メッシとペレの10の共通項
レオ・メッシは、ペレの最多得点記録と並んだ。これを記念して、このレジェンドである二人に共通する10のことをあげてみよう。
1. 同じ1クラブで最多ゴール記録
疑いなく、最も大事な統計データは、二人が、同じ一つのクラブで最多得点王の位置を占めているという重要な事実だ。ブラジル人アタッカーは、サントスにて、643ゴールをマークし、一方、メッシはこの数字をバルサと共に達成した。アルゼンチン人クラックにブレーキはない。
2. カンプノウ
このエピソードはあまり、説明されていないかもしれないが、ブラックパールは、カンプノウでプレーし、ゴールをマークしている。サントスの選手として、具体的には、ペレは、 1963年と3回、カンプノウを訪問しており、最初の2回で3得点をマークしている。
もちろん、カンプノウは、メッシにとっての神殿であり、そこでメッシが決めたゴールは、 378 ゴール、なのは、今現在であり、まだまだ、その数字は増えていくことは確実だ。
3. 背番号 '10'
サッカーのアイコンであるブラジル人は、キャリアを通して、背番号 10 番しかつけなかった。18年間所属したサントスで最初はつけ、その後、キャリアを終えたニューヨークコスモスでも、同じ背番号を背負った。一方、現在のバルサのキャプテンは、最初は、 30 番をつけてスタートし、その後、 2008/09年に19 番をつけた後、現在に至るまで、FCバルセロナの 10 番を背負い続けている。
4. 親善試合でのデビュー
二人とも、親善試合で、トップチームデビューを果たしている。1956年に ペレ は、15歳で公式デビューを果たした。その相手は、コリンチャンスであり、O Rei が決めた2得点を含め、7−1で試合を制した。一方、マシア出身の選手は、ポルト を前にした親善試合であり、2003年当時、メッシは、16歳4ヶ月23日でバルサのトップチームデビューを果たしたのだった。
5. センセーショナルなゴール率
ワールドカップをブラジルと共に4回制覇しているブラジル人は、 786 試合で757ゴールを決めており、1試合におけるゴール率は、実に 0,93 ゴールだ。他方、アルゼンチンの現キャプテンは、試合毎に 0,79 ゴールであり、両者とも代表史上における最高ゴール率を誇っている。
6. 個人勝
両者とも、数々の最高殊勲賞を個人レベルで受賞しているが、中でも、目を引くのが二つある。一つは、ワールドバロンドールだ。カナリアの選手は、1970年に受賞しており、一方、アルゼンチン人クラックは、2014年に受賞している。続いて、両者がノミネートされたのが、Time(タイム)が選ぶ 100人: 今世紀、最も重要な人々だ。 ペレは 1999年に、メッシは、バルサで79得点、代表で12得点、合計91ゴールを決めて目覚ましい活躍をみせた 2012年に受賞している。
7. 代表史上最年少得点選手
二人のクラックは、ワールドカップでそれぞれの代表で得点した最年少選手という共通項もある。ブラジル人アタッカーは、16歳と259日で、1957年にアルゼンチンを前に得点して、ゴールデビューを果たしている。一方、ロサリオのアタッカーは、18歳357日で、2006年にセルビアを前にゴールデビューを果たしている。
8. 身長
ペレとメッシは、二人とも175センチ以下であり、ペレは、 173 cm、プルガは 170 cmだ。
9. 政府からの受賞
二人の想像を絶する働きは、政府にも認められるところとなった。1991年、ペレは、国家に25年間以上、貢献し続けている市民に与えられるブラジル政府国家功労賞を受賞、一方、2019年に、レオ・メッシは、州のアイデンティティと結びつき、成功を収めた人々に与えられるカタルーニャにおける最高の賞、ラ・クレウ・デ・サンジョルディ を受賞している。ピッチ内外でも二人はレジェンドだ。
10. 南米における国際的得点選手
代表レベルで、ペレは、77ゴールを決め、南米最多得点王ランキングのトップに輝いている。アルゼンチン人選手は、現在、71ゴールであり、二人は、南米においてもゴールの同義語だ。
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