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バルサ – マドリード: クラシコで努力は報われず (1-3)

ジダンの率いるチームは、疑問の残るPKを含む試合で、カンプノウでの勝ち点3を手にした

今季最初のエル・クラシコ、カンプノウで行われたリーガ6節、レアル・マドリードとの対戦に、勝利の女神は、FCバルセロナに微笑まなかった(1-3)。互角に戦っていた試合で、フェデ・バルベルデの先制点にもかかわらず、アンス・ファティが同点弾を決め、状況を元に戻したが、疑問の余地が残るPK判定の結果、セルヒオ・ラモスがPKを沈め、モドリッチのゴールが試合を決める結果となった。

懸命にトライしたバルサに褒賞を与えられず、コンパクトに堅守したマドリードを前に、バルサは必要とされる効率性を発揮できなかった。 

前半のスピーディな2ゴール

両者に繰り返し、チャンスが訪れた。クラシコは、エレクトリックに、スピーディーなリズムと高いボルテージでスタートした。クラシコの歴史において、10分以内に2ゴールが決まることはほとんどない。しかし、この日、カンプノウでその稀な出来事が起きた。フェデ・バルベルデが、アセンシオのナイスプレーから生まれたプレーを生かし、ベンゼマのアシストを受けて、前半5分にこの日、最初のゴールを決めた。とはいえ、0-1のスコアは、長く続かなかった。前半8分に、負傷から復帰して戻ってきたジョルディ・アルバがエリア内から放ったセンタリングを受けて、同点弾を決めたのだった(1-1)。

また、そのゴールは、レアル・マドリードにバルサが決めた400ゴール目となり、アンス・ファティは、新記録を再び、更新することになった。

両者のゴールは、両チームが互角に戦っていることを象徴しているかのようだった。バルサは、より多くのチャンスを生み出したが、マドリードは、より、コンパクトにせめてきた。ハーフタイムは、ドローで迎えることになったが、クルトワは、メッシからのシュート(前半23分)を、ネトは、ベンゼマからのシュート(前半24分)をクリアしなければならなかった。

マドリードに有利

再び、ピッチに立ったバルサは、後半からは、より正確性を増し、アンス・ファティを中心に、前半よりも、危険な攻撃チャンスを生み出し、向上をみせた。バルサは、2度チャンス(50分)を得た他、コウチーニョも53分に好機を手にするも、シュートはわずかに枠を捉えなかった。とはいえ、バルサは、快適にプレーしていたが、そこで、マドリードに有利となる、疑問の余地のあるPKが吹かれた。セルヒオ・ラモスとラングレの間で行われたプレーの采配は、VAR判定のモニターをチェックしたあと、主審が、レアル・マドリードに有利となるPKと判定を下し、ラモスがそれを沈めた。ネトは、方向読んだにもかかわらず、シュートはネットに突き刺さった。 (63分 1-2)

バルサにとって、厳しい打撃だったが、チームは、あきらめることはなかった。クルトワのゴールにトライし続け、クーマンは、グリーズマン、デンベレ、トリンコン、ブライスバイトを投入したが、レアル・マドリードもバルサの攻撃に耐えた。ネトは、クローズからのシュートを2回、ラモスからのシュートを1回、防いだものの、90分のモドリッチのゴールをセーブすることはできなかった(1-3)。バルサの、クラシコでの努力は報われず、勝利の女神は微笑まなかった。

 

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