バルサ - フェレンツバーロシ:幸先の良いスタート (5-1)
チャンピオンズが戻ってきた。そして、FCバルセロナは、この新たな欧州大会との再開をゴールフェスティバルで迎えることになった。ロナルド・クーマンが率いるチームは、カンプノウで、グループリーグ所詮の対戦相手となったフェレンツバーロシを制して、幸先の良いスタートを切った。前半は、メッシとアンス・ファティが、後半は、コウチーニョ、ペドリ、デンベレがそれぞれゴールを決めて、スコアを5-1にし、試合h終了した。
この結果により、バルサは、グループGのディナモ・キエフに0-2で勝利をあげたユベントスを制して、首位に立った。
メッシの先制点
ハータフイムの時点のスコアは、すでに試合がバルサカラーに染まっていることを示していた。とはいえ、試合開始後の20分間は、フェレンツバーロシが果敢に戦い、前半11分に最終的にオフサイド判定が下されたものの、トクマクがネトの守るゴールを揺らし、19分には、イサエルのシュートがポストに弾けるなど、両者互角の戦いが続いた。
その流れが変わったのは、バルサにPK判定がくだされ、それをキャプテンのレオ・メッシが決めてからだった。前半27分、メッシはシュートを突き刺し、欧州大会におけるゴールを決めたチームリストに、新たな名前を加え、自らの記録を更新したのだった。
この先制点により、チームに落ち着きが訪れ、プレッシャーを感じることなくボールが回せるようになった。アンス・ファティがエリアを動き回り始めたのもその一例であり、また、この日、チャンピオンズリーグでスタメンデビューを果たしたトリンコンも、前半の最後の方では、ハンガリーのディフェンダーを苦しませる活躍をみせた。
追加点は、フレンキー・デ・ヨングの見事なパスが、アンス・ファティに渡り、決まった。アンス・ファティの決めたゴール(前半41分)でスコアを2-0にし、ハーフタイムを迎えることになった。
後半になっても、前半のバルサのコントロールが続き、その流れは続いた。ピャニッチ、メッシ、アンス・ファティが絡んだプレーから、コウチーニョが3点目をマークした(後半5分)
フェレンツバーロシは、ピケがレッドカードを受けて、退場となったPKをハラティンが決めて、点差をわずかに縮めた(後半25分)が、バルサの優勢は変わらなかった。
ペドリとデンベレがフェスティバルの締め
後半、クーマンが行なった交代が、チームに再び、新鮮な空気を呼び込んだ。とりわけ、デンベレのプレーが右サイドに生かされ、デンベレの目を見張るようなプレーから、ペドリのゴールが生まれ、スコアは4-1となり、ペドリは、バルサでのゴールデビューを果たした(後半33分)。
しかし、試合はまだ終わっていなかった。ペドリとメッシのコンビネーションプレーから、デンベレの足元へとボールが繋がった時、そのシュートは、ゴールマウスに吸い込まれた(後半44分)。カンプノウの電子掲示板は、5-1のスコアを示し、バルサは、今季チャンピオンズリーグのデビュー戦を堂々と勝利で飾った。
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