ヘタフェ – バルサ: リーガ初黒星 (1-0)
クーマン時代のバルサが、リーガで最初の黒星を喫した。バルサは、ヘタフェを前にその堅守を破ることができず、2度、シュートがポストに弾けたものの、最終的には、ハイメ・マタがPKによって決めたゴールが、唯一の試合の得点となった。
デストとペドリ、デンベレのスタメン
私が勝てると思うベストのイレブンが毎回、ピッチに立つと試合前日に記者会見で述べたロナルド・クーマンが、再び、再開したリーガのヘタフェ戦に選んだのは、ネト、セルジ・ロベルト、ピケ、ラングレ、デスト、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、グリーズマン、デンベレ、ペドリ、メッシという顔ぶれだった。セルジーニョ・デストとペドリは、この試合でバルサのユニフォームを着て、初スタメンの起用となった。また、長い間、負傷に苦しまされていたデンベレも、この試合で325日ぶりのスタメンで試合に臨んだ。中でも、ペドリは非常にアクティブに動いた。
前半は、バルサが次々と攻撃チャンスを手にした。最初はデストのパスからメッシが好機を得たが、そのシュートはポストに弾け(前半19分)、その後は、グリーズマンがデンベレ、ペドリとのコンビネーションをみせ、ダビッド・ソリアと1対1になるも、シュートは枠を捉えなかった(前半30分)。
スコアレスドローのまま、ハーフタイムを迎えたが、その後、後半11分、エリア内のフレンキー・デ・ヨングのプレーにPK判定が下された。マタがネトのゴールネットを揺らし、ヘタフェが先制点を決めた。
堅守の前に無得点
先制された状況を打開すべく、後半35分、クーマンは、更にグリーズマン、フレンキー・デ・ヨングに変えて、トリンコン、ブライスバイテを投入。後半41分には、セルジ・ロベルトに変えて、リキ・プッチを投入し、最後まで相手のゴールマウスを狙い続けた。だが、ヘタフェの堅守の前にバルサは得点を決めることができず、逆にクチョ・エルナンデスのシュートが追加点をマークする寸前だった。アディショナルタイムにも、メッシがダビッド・ソリアのゴールマウスにシュートを放ったものの、わずかに枠を捉えなかった。最終的に、ヘタフェが僅差で勝利を手にし、バルサは、今季最初の敗戦を味わうことになった。
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