プレビュー: バルサ - ビジャレアル戦で緞帳が上がる
カンプノウは、今晩、デビュー戦の舞台となる。9月27日(日)、ロナルド・クーマンが率いるバルサが、 2020/21年リーガの最初の一歩を踏み出す。ビジャレアルを前に要求どの高いこの試合は、オランダ人監督の公式戦を測るのにも役立つだろう。バルサとビジャレアルは、既に始まっているリーガの公式戦3節に当たる試合を行なう。
カンプノウでのリーガデビュー
1928/29年のシーズンに、リーガが公式に創設されてから、バルサは、一度だけ、カンプノウでのデビュー戦で負けたことがある。それは、1939年のことだった。カンプノウで行われたダービー戦、エスパニョールを前に 0-1 で負けを喫したのが、唯一のネガティブな歴史だ。全ての記録のホームでの開幕戦内訳は、41勝6分1敗だ。
対戦相手
2020/21年のリーガにおいて、バルサにとってはデビュー戦となるが、ビジャレアルは、既に2試合を行なっている。その結果は、ウエスカ戦でドロー、エイバル戦で勝利となっている。よって、勝ち点6点中4点を手に、現在の順位表では、3位についている。中でも、それぞれの試合で2得点を決め、最多得点王ランキングに乗り出したジェラルド・モレノの攻撃には注目が集まる。
ビジャレアルとの過去の対戦
- 2008. FC バルセロナがビジャレアルを前に負けた最後のシーズンだ。カンプノウで、1-2と負けを制してから、バルサは16勝6分の成績でここまできている。
- 2010. リーグ戦において、ビジャレアルがカンプノウで勝ち点を手にした最後のシーズンだ。この1-1の後、バルサは、ホームでのビジャレアル戦で全勝している。昨シーズンの試合は、グリーズマンとアルトゥールのゴールで、2-1と勝利を収めている。
クーマンのデビュー
この試合は、クーマンにとっても好都合のものとなる。バルサの監督として、公式戦でデビューを飾るロナルド・クーマンは、プレシーズンに行われた3試合で見てきたサッカーを実践することになるだろう。そのプレシーズンマッチで3勝を収めたということよりも、現在、使っている4-2-3-2のシステムを使い、高い位置でプレスをかけるサッカーを行なってきていることに注目だ。
エメリーが戻ってくる・・・
バルサが PSGを前に行なった歴史に残る大逆転 (6-1)を達成した後、あの 2017年3月8日の魔法が勝った夜にベンチに座っていたのが、現在のビジャレアルの指揮官であり、カンプノウで12回、黒星を喫しているウナイ・エメリーだ。エメリーは監督として、これまで、アルメリア、バレンシア、セビージャ、PSGと4チームを率いて、カンプノウで戦っているが、果たして今晩、ビジャレアルの監督としての結果はどうなるだろうか。
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