バジャドリード - バルサ: 信念の勝利 (0-1)

バルサは、信念を失わない。ホセ・ソリージャスタジアムで行われたリーガ36節バジャドリードーFCバルセロナ戦は、アルトゥーロ・ビダルのゴールで、0-1で勝利を収めたバルサが試合を制した。

ビダルの先制点

リーグ優勝争いに参戦し続けるためには、負けることはできない、勝ち点3以外、許されない試合だった。数字的に残留を決定的にしたいバジャドリードを前に、キケ・セティエン監督は、ルイス・スアレスをベンチに置く一方で、リキ・プッチをスタメンで起用し、メッシ、グリーズマン、アルトゥーロ・ビダル、リキ・プッチ、セルヒオ、セルジ・ロベルト、ジョルディ・アルバ、ピケ、ラングレ、セメドのイレブンで、試合に臨んだ。

30度を超える中、行われた試合の最初から、バルサは76％以上ものポゼッションを手にして、試合をコントロールしており、先制点が訪れるのは、時間の問題だった。前半15分、メッシのアシストから、アルトゥーロ・ビダルが今季8得点目をマークし、バルサをリードした。

その4分後には、グリーズマン、23分にはセメドがシュートチャンスを手にした他、42分にはメッシのシュートが枠をとらえたものの、モヤノがクリアし、バルサは、前半、スコアを広げるチャンスを手にしながら、ハーフタイムを0-1で迎えることになった。

テア・シュテーゲンの活躍

後半、セティエン監督は、最初の交代枠を使い、グリーズマンに変えて、スアレスをピッチに送った。続いて、後半11分に、ラングレ、リキ・プッチに変えて、アラウホ、ラキティッチがピッチに入った。ホームチームは、より攻撃的に攻め始めた。後半7分に、ウナイがエリア外から力強いシュートを放ち、同点にするチャンスを得た他、後半15分にも、再び、ウナイが枠を捉えるシュートを放ったものの、テア・シュテーゲンの冴えたセーブが、チームの失点を防いだ。

一方のバルサは、後半17分に、メッシが放ったFKが再び、枠を捉えるも、マシップがクリアし、スコアが動かない状態が続いた。後半30分には、セルヒオに変わり、ジュニオルが入ったが、状況が変わることはなかった。最終的に前半のビダル弾が決定弾となって、バルサは貴重な勝ち点3をホセ・ソリージャで手にした。バルサは信念を失うことなく、最後まで戦い続ける。明白なのは、それだけだ。