ビジャレアル– バルサ: 戦い続けるための勝利 (1-4)
ラ・セラミカスタジアムでの試合は、ゴールフェスティバルに終わった(1-4)。ビジャレアルとの対戦で、キケ・セティエンの率いるチームは、2試合ぶりに勝利と再会した。バルサは、パウ・トーレスのオウンゴール、ルイス・スアレス、グリーズマン、アンス・ファティのゴールで、試合を1-4で終えた他、スアレスは、クバラの記録と並び、バルサのクラブ史上、ゴールランキングで3位となり、アンスのゴールは、クラブ史上、9000ゴール目となった。また、メッシは、この日の試合で、アシスト数を19に伸ばし、自らのリーガにおける自己最高記録を超えた。
めまぐるしいスタート
試合は、意外な形で、バルサにとって幸先の良いスタートを切ることになった。セルジ・ロベルトのプレーから、ジョルディ・アルバにボールが繋がり、スピーディなセンタリングを避けようとしたパウ・トーレスのプレーにより、ボールはアセンホの守るゴールマウスに吸い込まれた(前半4分)。勢いづいたバルサだが、その10分後の前半14分に、ジェラルド・モレノが同点弾をマーク(前半14分)。スコアは振り出しに戻された(1-1)。
だが、バルサのコントロールは続き、数えきれないチャンスが訪れ、アセンホのゴールマウスを攻め続けた。メッシは、ラインの間で非常にアクティブに動き、まさにそのメッシのアシストから、スアレスのスーパーゴールが生まれた。スアレスが、エリア外から決めたゴールが、1-2(前半20分)とスコアを変えた。バルサの9番は、このゴールで、クラブ史上ゴールランキングで、クバラと並ぶ記録を作る194ゴール目をマークすることになった。
バルサは、たえまなくゴールを狙い続け、その甲斐があり、3ゴール目が訪れた。これもまた、メッシのアシストの結果であり、グリーズマンがやはり、エリア外から決めたゴールが、スコアを1-3に伸ばした(45分)。メッシは、これでアシストの数を19にのばし(全大会では23)、自らのリーガにおけるアシスト自己記録を更新することになった。
最後までバルサの支配
ビジャレアルの攻撃をテア・シュテーゲンが救うシーンもあったが、後半になっても、バルサが主役のシナリオは変わらなかった。セティエンの率いるチームが、試合を支配し続けた。セティエンは、後半になり、リキ・プッチとラキティッチを、その後、アンス・ファティ、ブライスバイト、アラウホを投入した。ビダル、メッシ、セルジ・ロベルトの見事なロンドが、メッシのゴールを生み出したが、無情にも、VAR が、ビダルのオフサイドと判定し、ゴールを取り消した。
最後にアンス・ファティが、個人プレーから、4ゴール目を決めた(後半41分)。その後0流で、バルサはクラブ史上における9000ゴール目をマークする計算となった。アンスが歴史に刻まれた。メッシがフリーキックから、5ゴール目を求めたが、シュートはポストに弾けた。とはいえ、リーガ制覇に向けて、最後まで戦い続けるための勝利をバルサは手にしたのだった。
もっと読む