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バルサ 2-2 アトレティコ・デ・マドリード: 残酷なドロー再び

メッシは、クラブでの700ゴール目を決めたが、2度のPKが余りにも残酷なドローの結果をバルサにもたらした

バルサは、土曜日にセルタを2回、リードしながらも、2-2で試合を終えた。今日、火曜日に舞台は、カンプノウに変わり、対戦相手は、アトレティコ・デ・マドリードだったが、再び、同じ状況が繰り返された。オウンゴールとメッシのキャリアにおける700ゴール目が、スコアを1-0、2-1にしたにも関わらず、2度に渡り、サウルが蹴ったPKが、非常にもゴールマウスに吸い込まれ、バルサは再び、試合をドローで終えた。

オウンゴール、PKのやり直し

試合は最初から、熱がこもったものとなった。ディエゴ・コスタがシュートを避け、コーナーへインターセプトしようとしたそのプレーが、アトレティコにとっては最悪の結果となった。自らのゴールにボールが突き刺さったからだ。前半12分にバルサは、対戦相手からのプレゼントを受け取り、試合を僅差リードしたが、その後、すぐ、ディエゴ・コスタに、その借りを返すチャンスが訪れた。ビダルのカラスコへのプレーにより、前半18分、アトレティコ有利のPK判定が下されたのだ。だが、そのシュートは、テア・シュテーゲンが冴えたセービングをみせ、失点を防いだ・・・のだが、そのセーブは無情にもビデオ判定で取り消された。今季から導入された新しいルールに従い、イエローカードを受けて、PKのやり直しを命じられたテア・シュテーゲンのゴールマウスに、サウルが放ったシュートが突き刺さった。

メッシ、700ゴール目

今日のこの試合は、PKに運命付けられていたようだった。後半が始まって5分後に、エリア内のセメドにファウルが侵され、バルサ有利のPKの笛が吹かれた。そのシュートを請け負ったのは、バルサの10番だった。バルサのキャプテンは、キャリアにおける700ゴール目を、パネンカスタイルでPKを決める形でマークすることを選んだ。きしくも、メッシが600ゴール目を決めた時と同じGK、オブラックのゴールマウスがその舞台となった。

バルサで630ゴール、アルゼンチン代表で70ゴール、トップでのキャリアを通しての700ゴール目という境地に達したのだった。このゴールでホームチームは、スコアを2-1へと伸ばした。

再び、ドロー

しかし、メッシが決めたこの天文学的な数字を意味する記録の喜びも、長くは続かなかった。

後半17分、今度は、バルサに不利なPK判定が下された。アトレティコの最初のPKが吹かれた時と同様に、全く意図がないように見えたセメドのプレーに、PKの判定が降った。前半同様、サウルがPKを蹴る役を請け負った。そして、前半同様、それを外すことはなかった。テア・シュテーゲンは、シュートに手が届いたものの、その手をボールは、すり抜けていった。

後半30分には、ジョルディ・アルバのあげたセンタリングが、ビダルと繋がり、絶好のゴールチャンスを手にしたものの、シュートはわずかにゴールマウスの枠を捉えなかった。後、1ゴール、後、1ゴール・・・。勝ち点3を狙い、両者は互いのゴールマウスを狙い続けた。しかし、これ以上、ボールがネットを揺らすことはなかった。

バルサは、2試合続けて、2度リードしながら追いつかれ、2-2のドローで引き分ける結果に終わった。 

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