バルサ史上の監督、トップ5データ
今日、4月25日は、ヨハン・クライフが73才を迎えていたであろう誕生日であり、同時に6年前にティト・ビラノバが逝去した日でもある。FCバルセロナの歴史に残る二人の監督が関わるとても意味深い日だ。過去にFCバルセロナを率いてきた監督は、1912年から現在まで、最初の監督 ビリー・ランべから、今季の監督、キケ・セティエン (前期は、エルネスト・バルベルデ)を含めて、50人を超える。
クライフ、最多勝利監督
FC バルセロナを 1988 年から1996年に率いたヨハン・クライフは、8年間の間に250勝をあげ、11タイトル(リーグ優勝3回、欧州杯、国王杯1回、スペインスーパー杯3回、欧州スーパー杯、ヨーロッパカップウイナーズ1回)を手にした。
グアルディオラ、最多タイトル監督
一方で、タイトルの制覇数でいえば、このランキングの1位は、14タイトルを獲得したグアルティオラだ。トップチーム(2008-2012)を率いた時期に、リーグ優勝3回、チャンピオンズリーグ2回、国王杯2回、欧州スーパー杯2回、クラブワールドカップ2回、スペインスーパー杯3回を制覇している。
グリーンウェル、最長シーズン在籍監督
FC バルセロナをもっとも長く率いた監督を見つけ出すには、百年遡る必要がある。ジャック・グリーンウェルは、1913年から1923年まで、続けて10年間、その後、再び、1931年から1933年までチームを率いて、合計12年間、バルサの監督を勤めた。
ルイス・エンリケ、最高勝率監督
アストゥリアス出身の監督は、チームを率いた3年間(2014-2017年)の間、76'24% の勝率で試合を収めた。ルチョがベンチに座っている間、バルサが制覇したタイトル数は、9回であり、その内訳は、リーグ優勝2、チャンピオンズリーグ1、国王杯3、クラブワールドカップ1、欧州スーパー杯1、スペインスーパー杯1だ。
4人のオランダ人監督、最多試合数
バルサの歴史において、ヨハン・クライフが 430試合を率いて、最多試合を行なっており、それに続くのが、フランク・ライハールトの 273試合、リヌス・ミケルス の 264試合とトップ3は、100% オランダ人監督だ。 4位は、ジョセップ・グアルディオラ の247試合、そして、5位に再び、オランダ人監督が登場する。ルイス・フアンハールの 200試合だ。その反対で、もっとも率いた数が少なかったのは、ホセ・ルイス・ロメロ (1983)、ロジェリオ・ポンチーニ (1983)、ホセ・アントニオ・デ・ラ・クルス (2003)の3人であり、1試合のみを率いている。
監督 | 試合を率いた数 | 勝利試合数 | 得点数 |
ヨハン・クライフ | 430 | 250 | 870 |
フランク・ライハールト | 273 | 160 | 518 |
リヌス・ミケルス | 264 | 134 | 436 |
ジョセップ・グアルディオラ | 247 | 179 | 638 |
ルイス・フアンハール | 200 | 111 | 398 |