セティエン、バルサのベンチに座って100日
4月22日、水曜日に、キケ・セティエンは、FCバルセロナのベンチに座ってから、100日目を迎えた。1月13日にバルセロナにやってきたセティエン監督のここまでの100日を振り返る。
1) 単独首位
セティエンがバルサにやってきた時、バルサは、レアル・マドリードと勝ち点40点を訳あっていたが、ゴールアベレージのおかげで、首位となっていた。その100日後の現在、バルサは、勝ち点2点差でレアル・マドリードを上回り、単独首位だ。
2)ヨーロッパでポゼッション2位
キケ・セティエンが到着してから、バルサは、新監督のプレースタイルのおかげで、試合でのポゼッションのパーセンテージがあがっている。その時以来、試合ごとのポゼッションの平均は、あらゆる大会において、 69,5% であり、この数字は、ヨーロッパ中で、バイエルン・ミュンヘンと並んで二番目だ。唯一、マンチェスターシティ(70,9%)のみがわずかに上回っている。
3) 21 人の起用
ルイス・スアレス、デンベレの重症という怪我を負いながら、セティエンは、21人もの異なった選手を起用している。その内訳は、トップチームから17人、バルサBから4人、アンス・ファティ、コジャド、リキ・プッチ、カルラス・ペレス(冬の移籍を行なう前に)だ。もっとも多く起用されている選手は、グリーズマンとラキティッチで、セティエンが率いた12試合に参戦しており、それに続くのが、11試合出場のメッシ、テア・シュテーゲン、セルヒオ、デ・ヨング、アルトゥールだ。
4) 8勝
監督が率いた12試合中、バルサは、8勝1分3負の結果を出している。また、5-0で勝ったレガネス戦 (国王杯)、エイバル戦(リーガ)がセティエンが今までに手にした最多ゴールゲームだ。エイバル戦では、メッシが4得点を決めたことも忘れてはならない。
5) 8人ものゴールメーカー
また、これまでの試合で、ゴールを決めているのは、8人もの選手であり、その内訳は、レオ・メッシ (8 ゴール)、グリーズマン (5)、アルトゥール、ラングレ、アンス・ファティ (2)、セルジ・ロベルト、セルヒオ・ブスケッツ、デ・ヨングの1ゴールだ。アシストに関して言えば、メッシが7アシストと群を抜いており、続けて、セメド、ラキティッチ、ビダル(2)、フレンキー・デ・ヨング、ジョルディ・アルバ(1)と続いている。また、その一方で、バルサの失点は、11であり、1試合1ゴールを切っている。