プレビュー: 勝ち点3以上がかかるクラシコ
誰もが待ち焦がれていた試合は、目前だ。サンティアゴ・ベルナベウは、今週の日曜日(現地時間21時)、近年、最も互角のクラシコを迎えることになる。リーガタイトルを決めることになるかもしれない一戦だ。現在、両者の勝ち点差は2点(55と53)。バルサは、先週、エイバルを前に勝利(5-0)をあげ、一方、マドリードは、レバンテのホームで黒星(1-0)を喫したため、バルサが、首位を取り戻したばかりだ。
キケ・セティエンのチームが、マドリードのスタジアムで1勝をあげれば、ジダンのチームと勝ち点5点差をつけることになり、ゴールアベレージも、バルサが手にすることになる。ちょっとした小さなメリットが、シーズン終盤に決定的な要素になるかもしれない。だからこそ、クラシコには、勝ち点3点以上のものがかかっている。もちろん、士気をあげるのに役立つのは、言うまでもない。
対戦相手
レアル・マドリードは、クラシコ前に3試合連続で勝利を手にしない状態で臨むことになる。ジダンの率いるチームは、水曜日にホームでチャンピオンズリーグのベスト16第一レグをマンチェスターシティの前で落とした(1-2)ばかりだ。リーグでは、先週の土曜日、シウダ・デ・バレンシア で1-0と負け、その結果、1月26日から手にしていた首位の座を失った。そうはいっても、マドリードは、今季、一度もリーグ戦で負けていない、ベルナベウの力を信じている。
ジネディーヌ・ジダンは、この試合で、レバンテ戦で負傷したアザールを数に入れることができず、膝の負傷のリハビリを続けているマルコ・アセンシオも負傷毛t城となる。ロドリゴは、退場にあったため、欠場となる。リーガで13ゴールを決めている最多得点王、カリム・ベンゼマは攻撃を担うことになる。
前回のクラシコ
今季、前半のクラシコは、延期されることになったのは、記憶に新しい。10月26日に行われる予定だった試合は、最終的に12月18日(水)に行われた。この試合は、最終的に0-0で終わった。一方、ベルナベウをバルサが最後に訪れた試合では、イバン・ラキティッチがゴールを決めて、バルサが僅差で試合を制した(0-1)。
クラシコ注目データ
-バルサは、2014年10月25日 (3-1)以来、リーガでサンティアゴ・ベルナベウで負けていない。最近のベルナベウでの4試合では、4勝をあげている。 また、最近の2試合では、無失点だ。
-バルサは、クラシコでの勝利数を史上において、初めてレアル・マドリードを上回る可能性がある。今まで、179試合行われているクラシコは、両者がそれぞれ、72回勝利をあげており、35回、引き分けている。
-バルサの次のゴールが、クラシコ史上400ゴール目になる。
-この試合は、キケ・セティエンにとって、初めてのクラシコだが、セティエンは、ベルナベウで勝つことを知っている。ベティスと共に訪ねた2試合で2回とも勝利をあげている。
-マルティン・ブライトバイテは、マドリードーバルサ戦でデビューする可能性がある。バルサの新加入選手は、古巣のレガネス戦でデビューを果たしている。
-レオ・メッシは、リーガにおいてベルナベウで最多得点を決めている選手だ。その数は11ゴールだ。
-バルサの 10 番は、43回目のクラシコをプレーすることになり、シャビ・エルナンデスの記録(42)を破ることになる。
招集リスト
キケ・セティエンが遠征メンバーに招集した18人は、下記の通り:テア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、アルトゥール、メッシ、ネト、ラングレ、グリーズマン、ジョルディ・アルバ、ブライトバイテ、フレンキー・デ・ヨング、ビダル、ユムティティ、ジュニオル、コジャド、アンス・ファティ。何よりの朗報は、ジョルディ・アルバが復帰したことだ。負傷欠場は、スアレスとデンベレ。
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