残酷な結末を受けカップ戦敗退(1-0)
ロスタイムでの敗退―。バルサは試合終了間際のロスタイムでイニャキ・ウィリアムスにゴールを許したことでカンプ戦での敗退が決まった。ロス・ブラウグラナスは90分を通して試合を支配、サン・マメスでより良いチャンスを手にした。しかしこのまま延長戦へ突入するかと思われたところで、キケ・セティエン監督のチームはノックダウン方式の大会に別れを告げなければならないことになった。
激しい攻防
ブラウグラナスとバスク州のチームはそれぞれが相手エリア内に攻め込みチャンスを迎えた。アンス・ファティは開始から10分までに2回の得点機を迎えた。キケ・セティエン監督のチームが押し込んだもののアスレティックはひるむことなく、同時にテア・シュテーゲンが守るゴールに迫った。事実イニャキ・ウィリアムスがボールを押し込みネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められなかった。
激しい攻防のあと、バルサは試合とボールをコントロール。速く正確なパスでスペースを作っていった。ロス・アスルグラナスは中盤を支配し始め、ガイスカ・ガリターノ監督率いるチームを自陣へ押し込んだ。アスレティックはカウンターから突破口を見出す戦い方でキケ・セティエン監督のチームの守備陣を崩そうとした。バルサ、アスレティックともにリードを手に試合を折り返そうとペースを上げたが、最終的にスコアは動かなかった。
後半のアスルグラナ
ハーフタイムはバルサにとって良い時間となり、後半の最初にいくつもの好機を演出することでバスク州チームを追い込んだ。アントワーヌ・グリーズマンの投入によりチームに新鮮な空気が吹き込まれた。ロス・アスルグラナスは前進を進め、相手守備陣を苦しめたがアスレティックの守護神ウナイ・シモンが素晴らしい守備を披露した。
ライオンたちが刺したとどめ
試合終了まで5分のところでレオ・メッシが素晴らしいシュートによりあと少しでリードをもたらすところだった。しかしウナイ・シモンの鮮やかなセーブによりバルサの得点が阻まれた。そして準々決勝の決着は延長戦へ持ち込まれるのは間違いないといった状況でイニャキ・ウィリアムスがロスタイムにゴール。ガイスカ・ガリターノ監督のチームが土壇場でカップ戦準決勝への切符を手にした。
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