エル・プラット - バルサ B: 再び、アウェーで勝ち点3 (1-2)
バルサBにとっては、甘く、安部 にとっては、苦い試合となった。2月2日正午(現地時間)にサグニエル市民スタジアムで行われた2部B23節にあたるプラット対バルサBの試合で、安部はベンチスタートとなった。トップチームに、イニャキ・ペニャ 、リキ・プッチ、コジャド、アンス・ファティがバルサBから招集され、処分欠場のモンチュも数にいれられない状況で、ガルシア・ピミエンタ監督は、フベニルのイラッシュ・モリバを初スタメンで起用した。
バルサBは、前半28分にレイ・マナイがPKを沈めて先制するも、前半終了間際にそのマナイが二度目のレッドカードを受けて、退場に。そのため、後半からバルサは10人と数的不利な状況で戦うことになった。
安部が途中出場も・・・
そういった状況で、後半23分、安部はサベリオに代わって、ピッチに立った。その時点では、左にモリバがいたが、後半31分、プラットが同点弾を決めたのを受けて、ガルシア・ピミエンタ監督は、33分にミンゲサを投入し、モリバがベンチに退いた。安部が完全にワントップになった状態でプレーをはじめ、ボールを奪い、個人プレーで、相手ゴールに向かった最中に、それは起こった。太腿裏を抑えて、グラウンドに転がると、その場にしゃがみこみ、叫ぶ安部に、チームドクターが走り寄った。二人に両肩を支えられ、足を地面につかないようにしながら、後半34分に、安部はグラウンドを去ることになった。
安部に代わって、入ったコンラッドがアディショナルタイムにゴールを決めて、バルサBは逆転勝利をあげた。その結果、勝ち点を41点に伸ばし、23節を2位で終えたが、安部 の負傷という代償を背負うことになった。
試合データ
エル・プラット 1
バルサ B, 2
エル・プラット: メルグラティ、リカルテ (パチョン 65分), カルデナス、エクトル、プッチ、トニ、プラ (パディージャ 58分)、ライジョ、アルジョナ (アセド71分)、 グスマン、サルバ
バルサ B: カレビッチ、モレル、ギジェム、サベリオ (安部 裕葵68分; コンラッド81分), R. アラウホ、ハンドロ、アキエメ、レイス、チュミ、マナイ、モリバ(O. ミンゲサ 79分).
ゴール: 0-1, R. マナイp. (27分); 1-1, ライジョ (77分); 1-2, コンラッド (92分).