フレンキー・デ・ヨングの獲得発表から1年

2019年1月23日、ちょうど1年前、 FC バルセロナは、公式に、フレンキー・デ・ヨングが2019年7月にバルサに移籍することを発表した。ジョセップ・マリア・バルトメウ会長とCEO のオスカル・グラウがアムステルダムに行き、7500万ユーロの移籍金で、バルサと2024年までの契約を締結したのだった。

バルサにやってくるまでの間、フレンキー・デ・ヨングは、アヤックス・アムステルダムで素晴らしいシーズンを過ごし、オランダで二冠を制覇し、チャンピオンズリーグでは、レアル・マドリードやユベントスを倒し、セミファイナリストとなった。このミッドフィルダーのパフォーマンスは、オランダでのシーズンベストヤングプレーヤー、UEFAベストミッドフィルダー、ベストヤングプレーヤーに選ばれたことが、全てを語っている。

バルサファンが長いこと待ち焦がれていた8月5日、フレンキー・デ・ヨングは、公式に発表され、カンプノウに集まった2万人ものファンの前で、初めて、カンプノウのピッチでボールを蹴ったのだった。 

バルサでのデビュー戦は、8月16日、アスレティック・クラブと行なったサンマメスでの試合だった。背番号21番は、27試合に参戦し、1ゴールを決め（バレンシア戦）、3アシストを送っている。バルサの中盤に居場所を作ったデ・ヨングは、チームがプレーした全試合に参戦しており、唯一の欠場は、累積欠場のグラナダ戦のみだ。

弱冠22歳のデ・ヨングの将来は、明るい。彼のビジョン、汎用性、ボールスキルは、彼が試合において、最も将来性のある才能を持ったミッドフィルダーであることを示している。ヨーロッパのトップ5リーグの中で、1000回以上のパスを出しているデ・ヨングのパス成功率は、93％であり、レアル・マドリードのトニ・クロースと並んでいる。