バルサ - グラナダ:期待のこもったデビュー (1-0)
勝利始まり。セティエン時代が幕をあげ、リーガの後期がスタートし、2020年のカンプノウでの試合は、笑顔で終わりを迎えた。レオ・メッシが決めたゴールのおかげで、グラナダとの試合で、バルサは勝ち点3をあげた。ポゼッションプレー、コンスタントなプレス、アンス・ファティ、カルラス・ペレス、リキ・プッチなどの顔ぶれのコンビネーションで、バルサは、守備的なライバルを制したのだった。
圧倒的なボール支配
キケ・セティエンは、最初のイレブンに負傷から戻ってきたテア・シュテーゲンをゴールマウスに据えた他、サイドバックにセルジ・ロベルトとジョルディ・アルバ、センターバックにピケとユムティティ、中盤にはセルヒオ、ビダル、ラキティッチ、前線にメッシ、グリーズマン、アンス・ファティを送った。
前半10分間の間に、アンス・ファティが二度のシュートチャンスを得た他、13、22分とファウルを受けたメッシがFKチャンスを手にした他にも、バルサは圧倒的なポゼッションを手に、ボールを回し、ゲームを支配したが、スコアは0-0のまま、ゲームは続いた。
前半終了間際の44分は、グリーズマンが左サイドから送ったパスを受けたメッシのシュートが、先制点となる寸前だったが、ボールは、わずかにそれて、ゴールネットを揺らすことなく、前半はスコアレスドローで終わった。
セティエン時代の初得点
後半になっても、状況は動かず、逆に後半20分には、グラナダのエテキがテア・シュテーゲンのゴールマウスを危うく破りそうになった瞬間もあった。後半25分、グラナダのヘルマンが2枚目のイエローカードを受けて退場になり、バルサが数的有利になった。そのタイミングで、セティエン監督は、状況の打破を狙い、最初の交代を行なった。ラキティッチに代わり、リキ・プッチがピッチに立った。
多くのポゼッションとゴールチャンスを手にした後に、待望のゴールが生まれたのは、後半31分、バルサの10番、キャプテンの足からだった。リキ・プッチが取り返したボールを、グリーズマン、ビダル、メッシのコンビネーションで持って行き、ビダルのアシストを受けたメッシが沈めるという、バルサのDNAあふれる先制点が決まった。
セティエン監督は、後半33分に、この日、二度目の交代を行ない、アンス・ファティに変えて、カルラス・ペレスをピッチへ送った。更に、ビダルに変えて、アルトゥールもピッチに入り、バルサの試合の支配は続いたが、最終的にその後、スコアは変わることなく、バルサは、1-0で勝ち点3を手にすることになった。
セティエンがベンチに座って行われた2020年最初のカンプノウでの試合、リーガでの後期初試合で、勝利をあげたバルサは、リーガで首位の座を譲らずにいる。また、ピッチ上に楽観主義の空気が流れている。次戦は、国王杯が水曜日に待ち受けている。
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