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FC バルセロナ B – CF バダローナ: 逆転でプレーオフゾーンへ (2-1)

安部 がスタメンフル出場したこの試合で、バルサBは、先制されたものの、モンチュとモレルのゴールで逆転し、ヨハン・クライフスタジアムの無連敗記録を守った。

バルサBは、ヨハン・クライフスタジアムで負け知らずだ。ガルシア・ピミエンタの率いるチームは、前半に先制されたものの、後半、良い内容の試合をみせて、2-1で勝利をおさめた。トップチームに就任したキケ・サティエン監督が、試合を見に足を運んだ試合で、安部 裕葵は、先発フル出場を果たした。 

バダローナの先制

先日、国王杯でも1部のヘタフェを敗退させたばかりのバダローナと、バルサBは、両者互角の戦いをみせた。安部 は、センター気味によりながらプレーをスタートした。前半終了間際の45分にアドリ・ディアスが先制点を決めたものの、その前の39分には、アキエメのシュートがポストに弾け、また、43分には、エリア内で安部が倒され、ホームサイドから、文句の声があがるなどしたが、スコアは、0-1でハーフタイムを迎えることになった。

リアクションを起こし、逆転へ

後半、試合のシナリオは少しずつ、変わってきた。後半10分、モンチュがエリア外から同点弾をマーク。その前には、阿部のパスを受けたコジャドがシュートをポストに当てるチャンスもあった。後半20分に、ピミエンタ監督は、アキエメに変えて、モレを投入。そのモレが後半35分にレイスのアシストを受けて、シュートをゴールに突き刺し、スコアを2-1に広げた。そこから、スコアは変わることなく、バルサBは、再び、今季、ホームで無敗という記録を更新し、試合を終了した。

試合後にクラブの公式メディアにミックスゾーンで答えた安部 のコメントは、下記の通り。

安部 コメント

「チームとしても、良い雰囲気で試合を終えられたと思います。今日はうまく相手のセンターバックを浮かしてスペースを作ろうと思ったのですが、それができなかったので、次の試合に向けて工夫していきたいです」

「(チームへの)適応については、僕自身というよりは、周りの方々がサポートしてくれてこそなので、周りの人たちに本当に感謝しています」

「(先制された後の逆転という展開は)前向きに考えるのであれば、逆転する力があるということで、ただ、根本を考えると、ネガティブですが、(先に)失点してしまっているということなので。そういう考え方もできますが、まあ、前向きに考えようと思います」

「(キケ・セティエン監督に試合を)見ていただけるということは、光栄ですし、ただ、自分ができるのは、このチームのために必死に走ることなので。試合中は、僕自身はそういうことを気にしないでいられる方なので。試合が終わったら、こつこつと、また、自分にできることから、やっていこうと思います」

マッチデータ

FC バルセロナ B, 2

CF バダローナ 1

バルサ B: セルジ・プッチ、ミンゲサ、ギジェム、コジャド、モンチュ、サベリオ(アントニオ・ヘスス)、安部 裕葵、アラウホ、ハンドロ(アベル・ルイス)、アキエメ(モレル)、レイス

バダローナ: モラレス、ロブステ、カルボ、ロベルト・シモン、アドリ・ディアス、キラン・ドゥラン、ペロン、クリス・モンテス(アベル・スアレス)、チェマ・モレノ、ウゴ・ジョエル・ラッソ

ゴール: 0-1, アドリ・ディアス (45分). 1-1,モンチュ (54分). 2-1、モレル(79分)

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