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バルサカラーのクラシコ10年

最近10年間のバルサーマドリード戦を36試合を振り返れば、バルサがほぼ半分を制覇している。

最近のクラシコ10年は、バルサカラーに染まっている。最近10年間、バルサは、この永遠の宿敵、レアル・マドリードを前に支配者となってきた。2010年から、36回ものクラシコが行われてきた。内訳は、リーガ20、チャンピオンズリーグ 2、国王杯8、スペインスーパー杯 6回だ。これら全ての大会を通して、バルサがあげた勝利の数は、ほぼ、対戦数の半分、バルサは、この10年において、36試合中16試合を勝利で終えている。もっとも、大きな記録は、2011-2012年の3連勝であり、スーパー杯3-2、リーガでの1-3、国王杯での 1-2と勝利を収めた時だった。一方、この10年間でレアル・マドリードが勝利を収めたのは、10回であり、今年、行われたクラシコ(0-0)同様、ドローに終わった回数と同じだ。 

ベルナベウ、崩れ去った要塞

興味深いことに、バルサが最も快適にクラシコの最近10年、クラシコで成果を収めているのは、サンティアゴ・ベルナベウだ。レアル・マドリードの聖地は、この10年の間に17試合を行なっているが、そのうち、実に10試合は、バルサの勝利に終わっている。このアウェーで半分以上の勝利を収めているというスペクタクルな記録だけでなく、記憶に残る様々な試合が生まれている。例えば、リーガ2015-2016年のシーズンに、ネイマール、イニエスタ、スアレスのダブルゴールで、バルサは、0-4でベルナベウを制している。また、二回、どちらのホームでもない、メスタージャで国王杯(2010-2011 、 2013-2014) を戦っており、そこでもバルサは、レアル・マドリードを下している。

カンプノウ、一つの課題

ベルナベウでの印象は、カンプノウでは繰り返すことができずにいる。最近、ホームで行われた17試合のうち、バルサが勝利を収めることができたのは、たった6試合のみだ。とはいえ、ホームでの記憶に残る2試合が、最近、10年間にあったことも事実だ。そのうちの一つは、 2010-2011年リーガでのクラシコ であり、これは、クラブ史上の金字塔となっている。ビジャが二回、シャビ、ペドロ、ジェフレンがそれぞれゴールを決め、モウリーニョのレアル・マドリードを 5-0 で下したヒーローとなった。そして、昨季、エルネスト・バルベルデの率いるチームは、宿敵を前にスアレスのハットトリック、コウチーニョ、アルトゥーロ・ビダルのゴールで、5-1と勝利をあげたのだ。

得点率でも優位

バルサは、攻撃面に関して、レアル・マドリードよりも、得点率が高い。バルサは、36回のクラシコを通して、マドリードのゴールマウスに68回突き刺しており、これは、1試合平均 1、9 ゴールを決めている 計算になる。一方で、レアル・マドリードが決めているゴール数は、バルサより、 19得点低く  -合計49回 - 同じ試合数でのこの得点数の結果、1試合平均のゴール数は 1、4ゴールに届かない計算となる。メッシは、この10年間において、18得点をクラシコで決めている最多得点王であり、それに10ゴールを決めているルイス・スアレスが続いている。

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