プレビュー - 世界的クラシコ
今年、最も待ち望まれていた試合がやってくる。世界中で、最も多くフォローされるFCバルセロナとレアル・マドリードの対戦、エル・クラシコであり、地球上のベストチーム同士が対戦し、ワールドクラスのスターがあふれる試合だ。10月に行う予定が延期されたリーガ10節にあたるこの試合は、カンプノウで20時キックオフとなる。
両者のこの対戦は、非常に対等な形で行われることになる。現在、バルサとマドリードは、それぞれ、勝ち点35で首位を分けあっているが、ゴール差(+23 と +21)により、バルサが上にいる形になっている。もしも、2チームのうちのどちらかがクラシコに勝てば、その勝利をあげたチームが、リーガの単独首位になる形だ。
対戦相手
監督: ジネディーヌ・ジダン
最多得点選手: カリム・ベンゼマ- 16 ゴール(リーガ12、チャンピオンズ4
リーガ順位: 2位 (勝ち点35 )
リーガ内訳: 10勝-5分-1負
レアル・マドリードは、メスタージャで最終節に引き分け(1-1)、このクラシコを迎える形だが、リーガでの最近の7節で5勝2分けの成績だ。ジダンは、この試合にアザール、マルセロ、マルコ・アセンシオ、ハメス・ロドリゲス、ルカス・バスケスを負傷欠場で数に数えられず、一方、累積欠場の選手はいない。
最近の対戦成績
レアル・マドリード 0-1 FCバルセロナ
リーガ 2018/19 - サンティアゴ・ベルナベウ
レアル・マドリード 0-3 FCバルセロナ
国王杯 2018/19 - サンティアゴ・ベルナベウ
FCバルセロナ 1-1 レアル・マドリード
国王杯 2018/19 - カンプノウ
FCバルセロナ 5-1 レアル・マドリード
リーガ 2018/19 - カンプノウ
FCバルセロナ 2-2 レアル・マドリード
リーガ 2017/18 - カンプノウ
レアル・マドリード 0-3 FCバルセロナ
リーガ 2017/18 - サンティアゴ・ベルナベウ
最近、6回の対戦で、バルサは、レアル・マドリードとの直接対決に1試合も負けていない（4勝2分）。実際、バルベルデが就任してから行なっているクラシコ4試合で、バルベルデは3勝1分けと無敗だ。最後にリーガで行われたカンプノウでのクラシコは、バルサがスアレスのハットトリックで、大勝（5-1）をおさめた。最後にレアル・マドリードがリーガのクラシコで勝利を収めたのは、2015/16年まで遡らなければならない。
クラシコの興味深いデータ
-バルサとマドリードは、現在、リーガで行われたクラシコの勝利数で並んでおり(72-72) 、今回、勝った方のチームが、歴史的勝利数で上回ることになる。
-バルサは、クラシコ史上のゴール数で、あと1得点で400得点となる。現在、バルサは399、レアル・マドリードは403得点
-レオ・メッシ は、クラシコ史上で26得点を決めており、レアル・マドリードの現在の選手全員のゴール数 (24)以上を一人で決めている。
-さらに、メッシは、この試合でシャビ・エルナンデスのクラシコ史上参戦数とタイ記録になる(現在はメッシ 41、シャビ42).
招集リスト
この試合にエルネスト・バルベルデが招集したメンバーは、下記の通り：テア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、スアレス、メッシ、ネト、ラングレ、グリーズマン、ジョルディ・アルバ、アレニャ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ビダル、ユムヒッティ、カルラス・ペレス、アンス・ファティ。負傷欠場は、アルテュール、デンベレ、監督判断による招集外は、トディボ、ワゲ、ジュニオール
一方、 ジダン がカンプノウの遠征メンバーに選んだ19人は、次の通り：クルトワ、アレオラ、アルトゥベ、カルバハル、ミリトン、ラモス、バラン、ナチョ、メンディ、クローズ、モドリッチ、カゼミロ、バルベルデ、イスコ、ベンゼマ、ベイル、ジョビッチ、ビニシウスJr、ロドリゴ 監督判断による招集外は、オドリオソラ、ブラヒム、マリアノ