インテル・ミラン – FC バルセロナ: 記録と共に16強へ (1-2)
記録と共に16強へ。バルサは、ジュセッペ・メアッツァで行われたインテル・ミラン戦での勝利(1-2)で、グループリーグ最終節を終えた。
既にグループFの首位進出が決まっているバルサは、無敗のまま、グループリーグを終えることを目標に、試合に臨んだ。メッシ、ピケ、セルジ・ロベルトを遠征メンバーから外したバルベルデ監督は、前日記者会見でスタメンを明言したGKネトのほかに、ラングレ、ユムティティ、トディボ、ワゲ、ジュニオールをディフェンスに、ラキティッチ、ビダル、アレニャを中盤におき、グリーズマンとカルラス・ペレスのツートップという通常と大きく異なる顔ぶれで試合に臨んだ。
カルラス・ペレスのデビュー弾
同グループのドルトムンドと勝ち点で並んでおり、まだ、進出が確定していないインテルが、ネトのゴールを攻めたが、この試合で公式戦デビューを果たしたネトは堅守をみせ、失点を許さなかった。試合の先制点を手にしたのは、前半15分にアレニャのパスを受け、鋭いシュートを放って、警告していたデビューボーイのカルラス・ペレスだった。前半23分、グリーズマンのセンタリングを触ったゴディンのボールをエリア内で受けたカルラス・ペレスがハンダノビッチのゴールネットを揺らした。21歳のカルラス・ペレスは、この試合が、チャンピオンズリーグの初戦であり、更にゴールをマークするという夢のようなデビューとなった。
その20分後、前半43分にラウタロのアシストを受けたルカクが、インテルに同点弾をもたらし、両者はドローでハーフタイムを迎えることになった。
アンス・ファティ、最年少記録
後半17分、グリーズマンとラキティッチに代わり、ルイス・スアレスとフレンキー・デ・ヨングがピッチに入った。スコアは、1-1のまま、変わらず、バルベルデは、試合終了まで10分弱を残して、カルラス・ペレスに代えて、アンス・ファティを投入した。アンス・ファティがチャンピオンズリーグ史上最年少選手としての得点を決めるまで、必要なのは、たった1分間のみだった。
アンス・ファティとカルラス・ペレスのゴールで、バルサは、インテルのホームで勝ち点3をあげ、FCバルセロナのマシアパワーの強い印象を与え、ミラノを去った。バルサは、チャンピオンズリーグのグループリーグで、当初の目標どおり、無敗記録を達成し、16強への首位進出を力強く踏み出した。
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