レガネス – バルサ: 決死の逆転 (1-2)
リーガ14節、ブタルケ市民スタジアムで行われたレガネスーFCバルセロナ戦は、レガネスの先制点を苦戦の末、スアレスとビダルのゴールで逆転し、決死の勝利をもぎとり、勝ち点3をバルセロナに持ち帰ることとなった。
レガネスの先制
リーガ首位として、昨季、2-1で負けたブタルケ市民スタジアムで、再び、同じ失態を犯すわけにはいかない。そんなリベンジの思いとは裏腹に、試合の様相は、昨季と似たスタートとなった。その後のエンディングは、異なる形になったとしても。
バルベルデ監督は、スタメンにワゲをデビューさせ、ピケ、ユムティティ、ジュニオルのディフェンスに、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、グリーズマン、デンベレ、メッシ、スアレスと攻撃的な布陣を起用し、アウェー戦に臨んだが、最初に先制点を決めたのは、レガネスだった。前半12分、右サイドから、エリア内に入り込んだアン=ネシリが左足を振り抜いて、テア・シュテーゲンのゴールマウスに突き刺した。
前半31分には、デンベレのセンタリングから、スアレスが同点弾を決めるチャンスもあったが、スコアは変わることなく、新監督、ハビエル・アギレの率いるチームがリードしたまま、ハーフタイムを迎えた。
スアレスの同点弾、ビダルの活躍
流れが変わった最初の一歩は、後半8分、メッシのフリーキックからのセンタリングに合わせて、ルイス・スアレスがヘディングシュートを突き刺した。スコアが同点になったその後、後半11分、バルベルデは、セルヒオとグリーズマンに変えて、ラキティッチとビダルを投入。更に後半24分に、フレンキー・デ・ヨングに変えて、アンス・ファティをピッチへ送った。後半から入ったビダルが、チームに新たな息吹をもたらした。後半35分、グリーズマンと並ぶ今季、4ゴール目をマーク。後半35分の追加点は、レガネスのルベン・ペレスがそのボールに触っており、VAR(ビデオシステム)で、ペレスの触ったボールをビダルが押し込んだのが確認され、オフサイドではなく、ゴールと認められる形となった。
最下位のクラブチームとの対戦に望まれた余裕はなかったが、バルベルデの率いるチームは、苦戦の末、決死の逆転を勝ち取り、貴重な勝ち点3を加え、再び、順位表で首位の座を守った。
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