レオ・メッシ:サーラの記録超えから5年
金曜日でレオ・メッシが歴史的な偉業を果たして5年が経過する。2014年11月22日、アルゼンチン人選手はリーガ通算253得点を決め、それまでのスペインリーグ最多得点選手、テルモ・サーラ(252点)を上回った。カンプ・ノウでのセビージャ戦で決めたハットトリックによりバルセロナの10番は同ランキングのトップに立ち、現在に至るまでその数字を伸ばし続けている。
なぜならあれから5年が経過した現在、その数字は427点にまで達している。サーラを上回った当時289試合で253得点だったが、以降170試合出場で174得点としている。1試合で1ゴールを上回るペースで、新記録達成から数字を0に設定し直したとしても現在は252点のサーラに改めてあと78点のところにいることになる。また新記録達成からここまでの数字にあと12点を加えるだけで同ランキングのトップ10入りを果たすことになる。単にすごいとしか言いようのない結果になる。
得点を決めた相手は37チーム。チーム別で最も得点を決めているのは、記録達成を決めた相手でもあるセビージャでリーガで29点を稼いでいる。これに続くのがバレンシアとアトレティコ(各24点)、エスパニョール(22点)、レバンテとオサスナ(各21点)、デポルティーボ(20点)、ベティス(19点)、レアル・マドリード(18点)となっている。
174ゴールでの比較でもメッシは他を圧倒している。これに続くのがチームメイトのルイス・スアレス(137点)、クリスティアーノ・ロナウド(114点)、グリーズマン(95点)、イアゴ・アスパス(79点)、ベンゼマ(78点)。ヨーロッパの主要リーグに範囲を広げてもこれほどの数字を出しているストライカーはいない。
わずか27歳でサーラの記録を破るため、メッシは様々なスペクタクルな記録を打ち立ててきた。出場289試合のうち157で得点を決めており出場試合での得点率は54,33%。しかしその後そのペースは上昇。その後170試合で得点したのは111試合で、現在の得点率は65,3%までになっている。