バルサ B - アンドラ: ゴールネットは揺らせず (0-0)
バルサ Bは、アンドラを前に0-0のドローに終わった。ガルシア・ピミエンタの率いるチームは、良いゲームを行なったものの、ゴールネットを揺らすことはできなかった。とはいえ、バルサBは、ホームのヨハン・クライフスタジアムで、いまだに負け知らずであり、11節を終えた時点で勝ち点19とプレーオフまで勝ち点1、首位のレリダまで勝ち点3点と迫っている。
ヨハン・クライフスタジアムは、現在、2部Bで最も好調なチーム同士の対戦となった。この日、安部は、「偽9番」のポジションでスタメン出場を果たし、両サイドから、センターへと自在に動き、積極的に攻撃に絡んだ。バルサBは、前半16分に、レイスが最初のゴールチャンスを手にするも、シュートは、わずかに枠をとらえなかった。また、アラウホが先制点を決めたものの、オフサイド判定により、取り消された。一方のアンドラは、モハ、ムサJrがシュートを放ったが、イニャキ・ペニャ のゴールマウスが破られることはなく、スコアレスドローの状態が続いた。前半終了間際に、安部がコジャドとの連携プレーから、初得点を決める絶好の機会を手にしたが、正面から安部が放ったシュートは、アンドラのGKラティにクリアされた。
0-0でハーフタイムを迎え、後半13分に、リキ・プッチのパスを受けた安部が再び、シュートを放つも、ラティがセーブ。後半30分には、コジャドもシュートを放つも、スコアが変わらない状況が続いた。
後半31分、ガルシア・ピミエンタ監督は、安部に変えて、アベル・ルイスをトップに入れ、後半37分には、サベリオに変えて、ギジェムを右サイドに入れ、攻撃を続けた。実際、多くのチャンスがあり、後半45分にモンチュが放ったシュートが決定弾になる可能性があったものの、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。失点はなかったものの、得点もないまま、試合は開始と同じスコアで終わった。次戦は、10日12時(日本時間20時)に行われ、12位のエブロと対戦する。
試合データ
バルサ B 0
アンドラ 0
バルサB :イニャキ・ペニャ 、モレル。アラウホ、ミンゲサ(85分 クエンカ)、アキエメ、モンチュ、リキ・プッチ、コジャド、レイス、安部(76分 アベル・ルイス)、サベイロ(82分 ギジェム)
アンドラ :ラティ、アドリ、マルトス、モハ(53分 ピンガ)、リベロラ(88分 セルボス)、ロウレイロ、ジルマル、カサデスス、ボベル(56分 パランカ)、ムサJr、フェヘル
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