レオ・メッシ「子供を3人得たことで人生の視野が変わった」
あらゆるものを手にしてきたとはいえ、レオ・メッシは引き続き賞を獲得し続けている。今週水曜、エストレージャ・ダウムの工場跡地で新たな偉業、自身6回目となるバロンドールの授賞式が行なわれた。同賞はマルカ紙が贈っているもので、木曜日にアルゼンチン人クラックのインタビューが合わせて掲載されている。この中でメッシは家族思いで、自身の日々について語っているが、同様に次なる目標やより近い将来についても触れている。それらを振り返る。
一番は家族
「それぞれが成長し、学んでいくもの。人生のあらゆる面、ピッチの内外で経験を重ねて行く。だけど一人の人間として子供を3人得たことで人生の視野、考え方や成長の仕方が変わった」
「3人の子供がいることで家でのリラックスした瞬間というのはほどんどないけど、瞬間々々を過ごし、テレビを見たり遊んだり、何かをしたりと、彼らと一緒に1秒ごとを楽しむようにしている。僕らは家で長く過ごし、そういった瞬間を楽しんでいることが多い」
「妻のアントネラはとても多くの長所がある。日々の過ごし方、いつも楽しく過ごし、尊敬に値する形で問題に立ち向かう。とても知性的な人物で、人生の様々な面で非常にうまくやっている」
次なる挑戦と将来
「チームで偉大なタイトルの数々を取っていくことを夢見ている。再びチャンピオンズリーグを勝ち取れるようにしたい。それが僕らが持っている挑戦で、もう一つのチャンピオンズリーグのトロフィーを飾りたい。その後に個人賞はやって来るもの」
「いつも言っているが、個人賞は僕の目標ではない。ザ・ベスト、バロンドール、ゴールデンシューでもないし、年間ベストゴールでもない。もらえるのなら良いことだけど、そうじゃないとしても問題はない」
「いま一般的に後方へ下がってボールを受け、ミッドフィールダーと連携するケースが増えている。将来的に僕のポジションがどうなっているかは分からない」
「どこまで続けることができるのかは選手それぞれが感じるもの。時間の経過とともに見ていくことになる。ここまで来てもう無理だっていうものは自分自身が最初に知ることになるだろう。あるいは続けていくために良い状態だと感じるかもしれない。年の経過とともに分かるだろう」
「25歳であればそれ以前と同じことがやり続けることができると思う。でもそれは体があってのことで、状況によってもっと注意を払わなければならない。それらを受け入れるにはプロセスが必要で、それは練習にしろ試合にしろ違う形での準備になる」
「目標はそれぞれが見つけるものだけど、僕はバルセロナという世界最高のクラブを出ていく必要性を感じたことがない。ここでは練習、試合、街といった全てを満喫している。とても完成度が高く、このクラブでの目標はとてもはっきりしていた」
メッシのよりプライベートな一面
好きな料理は?「いつも言っているけどアサード(アルゼンチンなどでよく食べられる焼肉料理)、ミラネサ(主に牛肉にパン粉を付けて揚げたもの)、またはパスタ。僕が好きな食事はとてもシンプル。チョコレート、ドゥルセ・デ・レチェ(固体または液体キャラメル)、アイスクリームも好き。甘いものは全般的に好き。あまり食べないようにしているけど好き」
メッシ家が見るテレビ番組は?「あまりテレビは見ないが、見るのはドラマシリーズ。子供がいるときは、彼らがリモコンを持っているからアニメや映画を見る」
マテはどういった形が好き?「マテは温かく苦いヤツ。以前は甘いのを飲んでいたけど、その後苦いものに慣れて行き、今はそれを習慣にしている」
コーヒーは飲まない?「以前はたくさん飲んでいたけど、少し前にやめた」
何かのクセは?「たくさんある。以前は寝る前に翌朝の準備をするのが好きだった。それはそれぞれの朝食がそれぞれいつもの場所にあるように、ということ。それから家に帰った時に靴を脱ぐことで、親しい人たちの家に行った時にも同じことをする」
携帯電話の依存症?「多かれ少なかれそういうところはある。家では使わないよう、家族と一緒に何かをし、携帯に気を奪われないようにしている」
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