ジュニオル・フィルポ、FCバルセロナの新加入選手
FCバルセロナとレアル・ベティスはジュニオル・フィルポ選手の移籍で合意に達した。移籍金は1800万ユーロで、1200万ユーロの出来高払いが設定されている。
選手はクラブと2024年6月までの5シーズン契約を結ぶ。なお契約解除金は2億ユーロとなる。
今日午前、選手はその他の2019/20シーズン、トップチーム新加入選手とともにペーニャ世界会議に出席する。
将来性のあるサイドバック
たった22歳の若さ (1996年8月22日生まれ)で、ジュニオル・フィルポは、ヨーロッパ中、最も将来性を認められている左サイドバックの一人だ。ドミニカ共和国のサント・ドミンゴに生まれ、ジュニオルは、6歳の時にマラガにやってきた。そこで、地元のアトレティコ・ベナミエル、プエルト・マラゲーニョといったクラブで形成された。
2014年の夏、レアル・ベティスにやってきた。そのセビージャの下部組織で育成され、2018年2月12日にトップチームでスタメンデビューを果たし、チームは、リアソールで 0-1と勝利をあげた。その試合から、リーガで行われたほぼ全試合に参戦してきた。
2018/19年のシーズンは、 29試合 (リーガで24試合、ヨーリッパリーグで4試合、国王杯で1試合)を行なった。また、トップチームで、3得点を決め、ゴールデビューも果たしている。彼が決めた3得点は、ベニト・ビジャマリンでの、セルタ・デ・ビゴを前に、3-3とドローとなった試合でのゴール、カンプノウで、3-4と勝利をあげた試合でのゴール、そして、レアルソシエダとの対戦に勝利をもたらした (1-0)ゴールだ。それとは別に、5回のアシストを送っている。
ドミニカ共和国に生まれたものの、U-21スペイン代表施主であり、2019年U-21ユーロで優勝した時のメンバーとして、大会で3試合に出場して、チームの鍵となった。
その背の高さ、スピード、パスへのプレスなどが、現在、最も将来性のある左サイドバックの一人に仕立て上げることになった。リーガで昨季、最も精彩を放った若者の一人であり、彼の存在は、対戦相手のディフェンダーにとっても不安の種だ。バルサの新加入選手は、チームに攻撃面で大きな危険をもたらす選手だからだ。
その電光石火なプレイスタイルと疲れを知らない脚力によって、ディフェンスポジションを素早く取り戻すフィルポは、また、ポゼッションプレーを支配し、バルサのプレイに不可欠なチームプレーに優れている。
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