FC バルセロナの新選手、アントワーヌ・グリーズマン
FC バルセロナは、アントワーヌ・グリーズマンの契約破棄金を支払い、それにより、選手は、アトレティコ・デ・マドリードから離れることになる。その条項にかかった金額は、1億2千万ユーロ。
選手は、クラブと今後、5年間、2024年6月30日まで、サインし、その契約破棄金は、8億ユーロとなる。
続けて、FCバルセロナの新加入選手となるアントワーヌ・グリーズマンの入団発表の理由とそのプログラムについて、説明する。
攻撃の世界的なスター選手
1991年3月21日にマコン(フランス)に生まれたアントワーヌ・グリーズマンは、世界有数の選手のうちの一人だ。レアルソシエダとアトレティコ・デ・マドリードでの経験を経て、スペインリーグでのキャリアを固め、バルサにやってきた。
非常に若い時期にその才能を見出され、フランスからレアルソシエダにやってきて、2005年にユースカテゴリーに入った。14歳の時だった。サン・セバスティアンで、成長を続け、2009年にはトップチームでデビューを果たすに至った。当時のトップチームは、2部に所属しており、選手は、18歳だった。
最初から、グリーズマンは、ユースカテゴリーのチームの中でもリーダーシップを発揮しており、レアルソシエダが1部に復帰する力となった。サン・セバスティアンでは、202試合に出場し、52ゴールを決め、その働きが認められ、2014年の夏、アトレティコ・マドリードへの扉が開かれた。
世界でエリートとして認められている選手
アトレティコ・デ・マドリードで、グリーズマンは、そのプレーにおいて世界におけるベストプレーヤーの一人として、認めらえるまでに成長した。 2016年のチャンピオンズリーグでの準優勝者となり、フランス人選手は、バロンドールの高みにも登った。アトレティコで、星の王子様は、スターになり、フランス代表でも中心的な役割を果たす一人となった。
実際、フランス代表のスター選手となったのは、2016年ユーロの決勝であり、フランスの地で、彼は、最多得点王(6ゴール)として、ゴールデンシューズを得た。また、2018年ロシアワールドカップでチャンピオンとなったフランス代表でも、クロアチア戦との決勝で、MVPに輝くなど、活躍し、デシャンプの率いる代表の主軸となった。
フランス人アタッカーは、攻撃の全ポジションでプレーすることができる。とはいえ、左サイドに寄る傾向がある。非常によく動き、チームプレー、個人プレー共に優れ、また、プレスをかけながらの守備的な役割もこなすのに慣れている。ボールを持たせると非常に危険な選手であり、プレーポジションを支配するだけでなく、長距離からも強力なシュートを放つことができる。
そして、今、フランス人選手がFCバルセロナにやってきて、そのキャリアをさらに一歩全身させ、この地球上で最も決定力のある選手の一人となるという目標に向かって、挑戦しようとしている。
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