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マッチプレビュー:FCバルセロナ vs エスパニョール

代表戦ウィーク後のリーガ再開でFCバルセロナが臨むのはカタルーニャ・ダービー

今週末、代表戦ウィークの日程を経てリーガの試合が戻ってくる。FCバルセロナはリーガ29節でRCDエスパニョールと対戦。いつでもハードな戦いとなるこのカードで地の利を生かし、タイトル獲得へ向け勝ち点3の積み重ねを狙う。

試合は地元時間で土曜の16時15分(日本時間31日0時15分)にカンプ・ノウで行われ、エルネスト・バルベルデ監督率いるチームがリーガで17戦連続無敗を維持する可能性がある。

エスパニョールは2018/19シーズン、開幕から11戦でわずか2敗と素晴らしいスタートダッシュを見せた。しかしその後バルサ戦0−4を含め1部リーグで6連敗。これまでの欧州大会出場権を狙うところから降格回避へと目標を下方修正せざるを得ない流れになった。最近17試合で獲得可能だった51ポイントのうち13ポイントを挙げるに止まっている。

 

スアレスが得意とする相手

ルイス・スアレスはリーガでのエスパニョール戦9試合で計12点。8試合でゴールを挙げ、4アシストも記録している。

 


対戦データ

エスパニョールの監督、ルビはこれまで3回リーガでバルセロナと対戦、いずれも敗れている。レバンテで0−2、スポルティングで6−1、そして今季エスパニョール指揮官として0−4。

バルサはリーガのエスパニョール戦で19試合負けなし。15勝4分けとなっている。これは同じ街のチームとのリーガ成績としては過去最高。エスパニョールは、オサスナ、バレンシア、デポルティーボと並んでレオ・メッシがリーガで最多のハットトリックを決めたチーム(3回)。

 

最近のリーガでの戦いぶり

バルサの攻撃陣は15試合で得点を決めている。レオ・メッシはフリーキックから2点を決め、ウスマン・デンベレも1点を奪っている。フランス人選手はRCDEスタジアムでの0–4勝利の試合ではルイス・スアレスの得点をアシストした。

 

その他の試合 

バルサから勝ち点差10で2位のアトレティコ・マドリードも今日アラベスと対戦。同12差のレアル・マドリードは翌31日(日本時間4月1日)ウエスカと対戦する。

リーガ・エスパニョーラの順位表


招集メンバー

テア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、コウチーニョ、アルトゥール、スアレス、メッシ、マウコム、ラングレ、ジョルディ・アルバ、プリンス、セルジ・ロベルト、アレニャ、ビダル、ユムティティ、イニャキ・ペーニャ

監督の視点

 エスパニョール、ルビ監督

「チームは一丸となって全力を尽くす。我々にはプランがあり、ピッチで全てを出す。カンプ・ノウで勝利を挙げるとすれば非常に大きな意味がある。幸福感、喜び、ポジティブさが溢れる。私にとってはプロキャリアで最も幸せな日になり得る」

バルベルデ監督

「ダービーは両チームにとってモチベーションの高まる試合。代表戦ウィークの後、シーズンを決定付ける部分に入る。ここから1週間でリーガ3試合があり、重要な意味合いを持つ。残り試合が少なくなっている状況で今後獲得する勝ち点の重要性は数ヶ月前のものより大きい。我々の目標は勝利だが、ダービーということで両チームの順位は関係ないということは承知している」

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