チャンピオンズへの前哨戦 (3-1)
ほぼ3週間ぶりにカンプノウにサッカーが戻ってきた。ラヨ・バジェカーノを前に2002/03年から、12試合連続で無敗記録を続けてきたバルサは、今回、ラヨに先制されたものの、ピケ、メッシ、スアレスのゴールでホームで再び、勝ち点3を手にし、その記録を伸ばすことになった。
メッシのリーガ最多出場ランキング記録
このラヨとの対戦でスタメン出場を果たしたレオ・メッシが、新たな記録を作った、リーガでの443試合目出場を果たし、アンドレス・イニエスタの記録を超えて、リーガ創設以来のクラブ史上参戦数ランキングで2位となった。これでメッシの前に聳えたつのは、シャビ・エルナンデスだけとなった。
ラヨの先制も、ピケの同点弾
リーガでも、手を抜かないエルネスト・バルベルデ監督は、この試合でも、ほぼフルメンバーを起用。メッシ、スアレス、コウチーニョを先発メンバーとする攻撃陣で臨んだ。だが、先制点を決めたのは、ラヨ・バジェカーノの方だった。シュート数では、メッシ、スアレスに次いでリーガランキング3番目のラウル・デ・トマスだった。前半24分、ラヨが先制したものの、ハーフタイム前に、状況は元に戻った。前半38分、メッシが放ったフリーキックからのボールを受けたジェラルド・ピケがヘディングで、ディミトリエフスキが守るゴールを突き破り、今季、4得点目を決めた。
メッシのPK、スアレスのゴール
ハーフタイムを終えて、バルベルデは、アルトゥールに代えて、デンベレを投入した。後半は、これ以上はないスタートとなた。後半6分、ジョルディ・アマトがエリア内でセメドにファウルを犯したため、バルサ有利のPK判定が下った。それをメッシが落ち着いて、押し込み、バルサが僅差リードする形になった。
前半のピケのゴールをアシストしたメッシは、これで今季、26得点12アシスト目を決めている計算となった。
後半35分には、ラキティッチのアシストを受けたスアレスが追加点をマーク。スアレスは、リーガでの17点目をマークし、バルサのスコアを3-1に伸ばし、これが最終スコアとなって、バルサは、ホームでの勝利を飾った。
この試合で、バルサは13試合連続で、ラヨ・バジェカーノに無敗というリーガ史上、誰もが達成していない記録を作り出し、勝ち点3をあげた。来週は、チャンピオンズリーグ、リヨン戦が待ち受けている。バルサは、リーガでの勝利を手に、次の目標、チャンピオンズリーグのリヨン戦に向かう。