バルベルデ、バルサ監督として100試合指揮へ
水曜日の国王杯で、エルネスト・バルベルデがアスルグラナ指揮官として3桁試合での采配となる
国王杯準決勝の第二レグでレアル・マドリードとFCバルセロナが顔合わせする(27日21時、日本時間28日5時)。ロス・クレスは6年連続のカップ戦決勝進出を目指してサンティアゴ・ベルナベウへ乗り込む。この対戦はレオ・メッシにとって40回目のクラシコとなるが、同時にエルネスト・バルベルデにとってはアスルグラナ監督として100試合目の指揮の舞台でもある。
バルサ監督は現職就任以来ベンチ指揮の回数が3桁になるが、これまで99試合で67勝23分け、敗戦はわずかに9と非常に前向きな数字を残している。つまりここまでエルネスト・バルベルデの勝率は67%、総得点は238(1試合平均2,4点)、総失点は80に止まっている。
上記238点のうち、最も多くゴールを挙げたのはメッシの78点。続いてスアレス(48点)、コウチーニョ(18点)、デンベレ(17点)となっている。出場試合数ではラキティッチが最多の92試合で、さらにメッシとセルヒオ・ブスケッツがともに86試合で並んでいる。出場時間ではピケが最も長く7294分。テア・シュテーゲン(7290分)とルイス・スアレス(7236分)がトップ3を占めている。
33試合ごとにタイトル獲得
そのうえ監督はすでに3タイトルを勝ち取っている。リーガと国王杯を各1回、2018/19シーズンに入ってからはこれまでのところスペインスーパーカップを手にしており、現在も3タイトルを狙える位置につけている。
なおバルベルデはあと44試合でバルサ歴代最多指揮となる監督のベスト10入りすることになる。
監督 | 指揮試合数 | 勝率 |
ヨハン・クライフ | 430 | 58,1% |
フランク・ライハールト | 273 | 58,6% |
マリヌス・ミチェルス | 264 | 50,8% |
ジョセップ・グアルディオラ | 247 | 72,5% |
ルイス・ファン・ハール | 200 | 55,5% |
ルイス・エンリケ・マルティネス | 181 | 76,2% |
ジャック・グリーンウェル | 169 | 70,4% |
テリー・ベナブレス | 169 | 53,8% |
フェルディナンド・ダウシック | 150 | 60'7% |
エレニオ・エレラ | 143 | 70,6% |
エルネスト・バルベルデ | 99 | 67,7% |