カンプノウ内スペース
FCバルセロナミュージアム
クラブのミュージアムは、1984年に作られたトリビューン席の2階にあたる位置にあり、カンプノウ・エクスペリエンスは、最も人気のあるアトラクションの一つです。
ミュージアムには、プロセクションであれ、アマチュアセクションであれ、クラブの歴史と共に獲得してきた数々のトロフィーとクラブの歴史であふれています。また、FCバルセロナの115年もの歴史や、サポーターの歓喜の瞬間などを、インテラクティブウォールや様々なタッチパネルを通して、再現でき、追体験することができます。
ミュージアム内には、レオ・メッシに捧げられたスペースがあり、世界一の選手として認められたバロンドールやゴールデンシューなどが、飾られています。また、FCバルセロナの女子サッカー用の特別なスペースも同様に設置されています。
ロッカールーム
トップチームのロッカールームは、850 m²の面積があり、四つのゾーンに分けることができます。
ロッカールームは、文字通り、ロッカーがあるゾーン、ウォーターゾーン、メディカルエリア、そしてテクニカルエリアに分かれています。ロッカーのあるゾーンで、選手は着替えを行ない、各自のロッカーを利用しています。残りのエリアには、トイレやマテリアルが補完されている倉庫があります。
ウォーターゾーンには、プールと二つのジャグジー、サウナ、スチームバス、冷水浴、リラックスゾーンなどが設置されています。一方で、メディカルエリアは、クラブドクター、マッサージ師、フィジオテラピスト用のスペースです。最後のテクニカルエリアは、三つの仕事部屋、ミーティングルーム、スタッフコーチ用のロッカールームから成っています。
リカルド・マチェンスプレスルーム
カンプノウのリカルド・マチェンスプレスルームは、クラブが行なう記者会見を追うメディアが使用する広くて近代的なスペースです。この仕事エリアは、225平方メートルの面積のあるホールの形をとっており、ミックスゾーンと選手のロッカールームに隣接しています。
備え付けの135席のそれぞれに、記者会見に必要とするコネクションが設置され、メディア専用に無線LANも用意されています。
記者会見用のホールには、二つのモニターとプロジェクターがプレゼンテーション用に設置され、同時通訳システムも備え付けられています。ラジオやテレビには、専用のスペースがホールの後部用意されており、必要な設備が揃っています。
ミックスゾーン
カンプノウで行なわれた試合の後に、選手がメディアに対応するためのスペース。カンプノウのミックスゾーンは、170平方メートルの大きさで、プレスルームとトップチームのロッカールームに隣接しています。このエリアは、選手が動けるゾーン、メディアが仕事を行なうゾーンの二つに区切られています。
このスペースは、百人以上のプロが仕事を行なえるように整えられ、メディア専用の無線LAN (WiFi)や隣室のプレスルームで行なわれている内容を追うためのモニターが設置されています。
ミックスゾーンは、メディアが最高の状態で仕事を行なえるように、機能的かつ快適に作られているのが特徴です。
プレス席
プレストリビューンと呼ばれるこのエリアは、カンプノウで行なわれる試合の情報を送るメディアが最適な状態で仕事を行なえるような作りとなっています。
カンプノウのトリビューン席3階に位置しており、ピッチを完璧な視界で見下ろすことができ、世界に向けて発信するために広く現代的な作りとなっています。
このスペースは、プレス用に192席が用意されている他、テレビ用に二つのスタジオ、及びラジオ用のキャビンが28設置されています。プレス席には、メディア専用の無線LAN (WiFi) が設置され、プラズマテレビで試合の生中継の様子を追い、リピートシーンなどが見れるようになっています。また、パソコンその他をつなぐ必要があるメディアのために必要となる電子デバイス等も用意されています。
トリビューンVIPゾーン
カンプノウのトリビューン席、ラテラル席の二階に位置し、FCバルセロナのVIPサービスを含み、快適さをお約束するあらゆるサービスを提供するゾーンになります。このサービスは、特別に企業向けに提供されています。
クラブは、VIP席として、トリビューン席、ラテラル席に分け、カンプノウ全体で2.400席をご用意しています。そのうち、VIPスペースは23、個々のお席は 256席が用意されています。また、 また、14席が用意されているダブルのVIPスペース、7席が用意されているシングルのVIPスペースがあります。ご利用になる方がサッカーをお楽しみ頂けるように、あらゆる設備が整っております。
また、ホームチーム及び対戦相手のフロント幹部のために取り置いてあるスペース、プレデンシャルVIPスペースもあり、そちらは、試合毎に政治、社会、スポーツ界の要人にご利用頂いております。
資料研究センター
資料研究センターは、三つのエリアからなっており、FCバルセロナ所蔵の資料の保管及び補給拡散の使命があります。
歴史的な資料が画像等と共に収められており、FCバルセロナの基盤とスポーツを専門とする図書館という位置づけになります。
資料研究センターに、アクセスするには、FCバルセロナのミュージアム入り口(ショップに隣接)にて、職員に訪問したい旨を申し出る必要があります。
ガストロノミック・スペース ローマ 2009
2016年の2月から、 Sala Roma(ローマの間)として知られているカンプノウの上部に、ガストロノミック・スペース、ローマ 2009があります。
ローマ 2009 は、一般に開かれた初めてのガストロノミック・スペースであり、カンプノウ・エクスペリエンスをより、お楽しみ頂けるサービスです。ガストロノミー界で、世界的に知られているイグレシアス兄弟、この業界での権威有るレストラン、リアス・デ・ガリシア、エスパイ・ク、カサ・デ・タパス・カニョタの創造性あふれる提案を楽しむことができます。このスペースは、クリエイティブな食を追求し、三つのスペースが解け合い、他にはないご提案を楽しむことができる場所です。
試合当日及びチャンピオンズリーグの試合前日を除いて、毎日、オープンしています。ソシオ(会員)やペニャ会員の方、カンプノウ・エクスペリエンスを訪問された方には、ディスカウントが適用されます。
カンプノウラウンジ
トップチームのスケジュールに沿って、夏の間、カンプノウのトリビューンスペースに設置され、カンプノウラウンジに姿を変えます。野外で飲食できる唯一の場所となります。
ここには、他とは比べることができない全くことなった環境があります。長い歴史を通してゴールや多くの感情の交差のあったカンプノウのピッチから、数メートルという位置での飲食が可能です。
カンプノウラウンジは、2014年の夏にオープンしました。昼夜にオープンしており、特別なメニューが用意されています。あらかじめ、予約することをお勧め致します。オープンから現在まで、大成功を収めています。